貴社のWebサイトの表示までにかかるスピードはどれぐらいでしょうか?
表示までにかかる時間は
- ユーザーの離脱率
- SEOの評価
- 使いやすさ
に完全に直結します。
誰もが早く表示されて、サクサクと動くWebサイトが好きで、Googleはこのようなサイトをよく評価してくれる、つまり検索順位が上に上がりやすくなるわけです。
ページスピードの測り方をお教えしますので、是非貴社のWebサイトのスピードも計測してみてください。
ページ速度を決定する要因とは?
ページ速度に大きく影響を与える要因はいくつかありますが、ざっくりと以下の3点です。
- ファイルの読み込み( 量/順番 )
- 画像の量
- サーバー速度
ファイルの読み込み( 量/順番 )
通常ページを読み込む際、基本的には
必要なファイルを全て読み込んでからページが表示されます。
この必要なファイルとは
- フォント
- CSS( 文字の色を変えたり、大きさを変えることができる設定ファイル )
- 外部のファイル読み込み( 上記のフォントやCSSをGoogleなどが提供しているサイトから読み込む )
などがあります。
ファイル数と読み込み量が多くなるにつれて重くなりやすいので注意が必要です。
画像の量
画像の量が多く、しかも大きなファイルだとWebページを表示するまでの時間が大幅に伸びてしまい、使いやすさとSEOの大きな悪影響を与えてしまいます。
特に撮影したり画像サイトで購入した画像をそのまま利用すると一番大きなまま利用することになるので、容量が多いことが多いです。
サーバー速度
純粋にサーバーの性能です。
レンタルサーバーには通常料金プランがあり、プランを変更することで劇的に改善することもありますし、提供会社を変えることも一つの手です。
速度計測方法
スピードを計測するにはGoogleが提供している「Page Speed Insights」というツールを利用します。
計測を行うには計測を行いたいサイトのリンクをコピーアンドペースをして、「分析」ボタンをクリックします。

計測が完了するとこのような画面が表示されます

貴社の結果はいかがでしたでしょうか?
この数字が高ければ高いほど表示速が早く、使いやすい基準となります。
速度が遅い原因
通常サイトのチューニングなどを行っている会社様は少ないので、貴社も90以下の数字が出たのではないでしょうか?
数字が悪い原因は
- ファイルの読み込み量が多い
- 画像ファイルを多用している
などに該当している可能性が高いです。
実際に数字が悪いとユーザーが早く離脱してしまい、お問い合わせ率等の数字低下につながるので、改善をできる限り早く行うことが非常に重要です。
改善方法
専門的な話になりますが、具体的な改善方法はいくつかあります。
遅延処理を実装する
CSSやJavascript、フォントなどを削減したり順番を入れ替えることでページスピードをあげることが可能です。順番を入れ替えるだけで、上記のスコアが30から70に上がったケースもあります。
画像を圧縮する
webページで利用している画像を圧縮することで劇的にスピードをあげることができます。画像は処理を行っていないとかなりの容量がありますが、削減をすることで50%以上のサイズ低下を実現することも可能です。
まとめ
Webページの表示スピードで訪問者の離脱率が増減することは有名な話ですが、いざ計測してみたら思いの外スコアが悪かった、と感じる方が非常に多いです。
実際にスピードが上がることで問合せ率が向上するケースも多いので、この機会に考えてみてはいかがでしょうか?
弊社は月額固定型等の「IT顧問」サービスを提供しており、Webページのスピード向上ももちろん対応可能です。
ご連絡いただければ、具体的にサービス内でどのようなことが可能か提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。